匠のコラムColumn

パッシブデザイン 2017.04.03 外観

「パッシブデザイン」とは、太陽の光や熱、風といった自然の恵みを上手に採り入れることで、エアコンなどの機器をなるべく使わない省エネに配慮しながら、快適に暮らすことを目指した設計のあり方です。

 

技術の進歩にともない、私たちは、テクノロジーを用いて自然をねじふせ、快適さを手に入れようとしてきました。 しかし、地球規模での環境破壊が顕在化する近年、国際的に環境問題が叫ばれるようになり、ここにきて機械やエネルギーに頼り切ることが正解とはいえなくなってきています。 パッシブデザインは、そんな時代の呼び声に応える設計手法ともいえます。

パッシブデザインを実現するには奥深い専門知識が必要です。 建築設計の知識はもとより、太陽光の差し込み方、熱の伝わり方、風の吹き方や湿度の移り変わり、人が心地よいと感じる温熱環境……いろいろな知識を十分に持ち、住む人の求める姿に合わせて組み合わせ、形にしていかなければなりません。

九州・山口匠の会では、一般社団法人パッシブデザイン協議会の代表理事でもある、野池政宏氏による「野池学校 九州・山口匠の会版」を開催するなど、パッシブデザインの知識と技術の向上に尽力しています。

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