匠のコラムColumn

 

快適を追求する「高気密・高断熱住宅」とは


「高気密・高断熱住宅」は外気温から影響を受けにくく、室温を一定に保ちやすいため光熱費を抑えられるエコな住宅としても、近年注目を集めています。
住宅を快適にする「気密性」と「断熱性」については、どちらか一方を採用する住宅もありますが、気密性と断熱性の両方を高めることで外気温からの影響を受けにくくなります。

気密性とは、住宅の隙間を減らし、外気が侵入しないようにする性能のこと。気密性が高い住宅は外気の影響を受けにくいので、室温を快適に保ちやすくなります。

断熱性とは、外気温の影響を遮断する性能のことです。建物の断熱性を高めるためには、壁の中に断熱材を入れたり、窓に複層ガラスを採用したりすることで、一般的な住宅よりも断熱性能を上げることができます。
高気密高断熱住宅の場合、建築基準法に定められた換気によって家の安全性を保たなければなりません。


 

高気密・高断熱住宅も万全ではない

 

高気密の家は住む人にとってメリットが多く、快適な家づくりで重要視されるようになってきました。一方で、気密性の高い家では結露やカビが発生しやすく、シックハウス症候群が引き起こされる可能性もあるというデメリットがあります。
 

結露の発生がカビや腐食の原因に

住宅の気密性を高くすると、室内に湿気がこもりやすくなり、その結果結露やカビが発生するデメリットがあります。
また、断熱材を壁の中に入れる場合は、断熱材と壁や柱に温度差があると、壁の中で結露が生じ、家の柱や土台が腐食することも。壁の中を通気できるようにしたり、気密シートを使ったりして対策しましょう。
 

シックハウス症候群

頭痛やめまいを起こすシックハウス症候群は、塗料や接着剤に含まれる揮発性の化学物質が原因です。また、建材に使われる化学物質は塗料や接着剤だけでなく、シロアリ対策に使われることもあるので、広く注意が必要となります。
高気密・高断熱住宅では化学物質が室内に留まりやすい傾向があるので、シックハウス症候群への対策は欠かせません。
 

工事費用

住宅はさまざまな材料を組み合わせて建てられるので、隙間はどうしてもできてしまいます。隙間を埋めるには、接合部分を専用のシートでふさいだり、隙間を地道に埋めたりしなければなりません。そのため、住まいの気密性を高める場合、工事の期間が長くなったりコストがかかったりする傾向にあります。


 

高気密・高断熱住宅のデメリットを解消する「エアプラスの家」

 

住む人の健康や住宅の耐久性に関わるデメリットもある高気密高断熱住宅ですが、高気密・高断熱住宅のデメリットへの対策として「エアプラスの家」をご紹介します。
エアプラスの家は微生物を制御する「バイオプロテクト」技術を使った、新しい建築工法です。

雑菌などの微生物はどんなに気をつけていても侵入を防ぐことは難しく、除菌などでも完全に取り除き、かつその状態を保つことはできません。
「バイオプロテクト」は、微生物を除去するのではなく、「人間にとって都合が良い微生物」が発生しやすい空気環境にする技術として開発されました。
雑菌の抑制効果を持つ乳酸菌に着目し、建築材料に乳酸菌を取り入れ、空間内の空気を自然環境に近い組成に近づけます。有機化合物のひとつであるホルムアルデヒドも分解・低減。
過酸化抑制効果で腐敗や臭いも低減できるうえ、人体に有害な薬品等は使いません。
高気密性・高断熱性を損ねず、住まいの空気循環を健全に保つことができるエアプラスの家は、九州・山口匠の会と関西匠の会の独占ライセンス技術です。


 

人にやさしいエアプラスの家を建てませんか?


近年人気の高気密・高断熱住宅にはエコな面がある一方、健康への懸念があるからこそ、対策が求められます。
「九州・山口匠の会」では、ご紹介した「エアプラスの家」をすべての加盟店で建てられます。気密性・断熱性が高く、健康の心配も少ないマイホームを建てるなら、ぜひ九州・山口匠の会へご相談ください。
 

Contact
ご相談予約・お問い合わせ

新築やリフォームについてご検討の方は、以下の電話番号、またはお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

電話番号

HPからのお問い合わせ・資料請求はこちら
  • facebook
  • twitter
  • instagram