匠のコラムColumn

家づくりをするにあたり、こだわりたい場所のひとつとしてキッチンがあげられます。まずはどんな形のキッチンがあるのか見てみましょう
キッチンレイアウト別のメリットとデメリットをご紹介します。

I型キッチン(壁付け)

特徴:壁に沿って一直線に並ぶレイアウト

メリット
・コンパクトで省スペース(狭い家でも採用しやすい)
・リビング・ダイニングが広く取れる
・シンプルな動線で迷わない
・比較的コストが安い
・庭や景色(外)を眺めながら作業ができる

デメリット
・背を向けるので家族との会話がしづらい

L型キッチン

特徴:シンク・コンロ・冷蔵庫をL字型に配置

メリット
• ワークトライアングルを作りやすい(動線がスムーズ)
・作業スペースが広い
・対面式にもでき、リビングとのつながりが持てる

デメリット
・コーナー部分の収納が使いにくい
・広めのスペースが必要
・家族が増えると動線がぶつかりやすい

U型キッチン(コの字型)

特徴:シンク・コンロ・冷蔵庫を囲むように配置

メリット
・収納力が抜群(調理道具や食器をたっぷり収納)
・動線が短く、効率的に作業できる
・作業スペースが広い(複数人でも作業しやすい)

デメリット
・広いスペースが必要(狭い家には向かない)
・コーナーのデッドスペースができやすい
・キッチン内にこもりがち(孤立しやすい)

アイランドキッチン

特徴:独立したカウンターがあるオープンなレイアウト

メリット
・開放感抜群!おしゃれなデザインにしやすい
・リビング・ダイニングとの一体感がある
・回遊動線が作れるので、家族みんなで使いやすい

デメリット
・広いスペースが必要(最低でも4畳以上はほしい)
・油ハネやニオイが広がりやすい
・収納が少なくなりがち(背面収納をしっかり確保する必要あり)     

ペニンシュラキッチン(半島型)

特徴:対面式で片側が壁についているレイアウト(アイランドキッチンに似ているが、一部が壁につく)

メリット
・対面式で家族との会話がしやすい
・アイランドより省スペースで設置しやすい
・回遊動線を作りやすく、家事がラク

デメリット
・壁側にコンロを配置すると油ハネの掃除が大変
・アイランドほど開放感はない

※ワークトライアングル
キッチンの 「冷蔵庫」「シンク」「コンロ」 の位置関係を三角形(ワークトライアングル)にすると、移動がスムーズに!3つが近すぎると窮屈、遠すぎると動きすぎて疲れる場合があります

色々なキッチンの形があります。皆様の暮らしに合ったキッチンで自分らしいお家の完成です。

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