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理事長 河津悦雄
所在地 〒869-2506 熊本県阿蘇郡小国町上田838番地
お問い合せ 本社・第一工場 TEL 0967-46-5360 / FAX 0967-46-5590
小国ウッディ協同組合を紹介します。
小国ウッディ協同組合は平成7年に協同組合として設立されて以来、林業の町である地元・小国町特産の「小国杉」を活かした家づくりで、小国林業の発展に貢献してきました。強度に優れ、艶と粘りのある材質が特徴の小国杉は建材としてたいへん優秀で、人肌に近い温度と経年によりアメ色の風合いが増す癒やしの建材として、地元ならず全国で重宝されています。また、地元・岳の湯地区から立ち昇る地熱水蒸気を有効利用し、木への負担を最小限に抑えた地熱乾燥を採用することで、木材そのものに負担をかけずに小国杉本来の色・艶を保つことにも成功しています。さらに、地元の工務店と協力し、定期的に『小国杉体感ツアー』を開催し、実際に伐採風景や製材現場を見学したり、美味しい食べ物や温泉を楽しんでもらいながら、地元の人との触れ合いを通して、小国杉や小国杉を使って建てた家をアピールする取り組みにも力を入れています。
「企業は人なり」とは、よく言ったもので、企業理念は企業の考え方や信念と言えます。企業の信念を顕すことは企業の存在理由を表明することです。今回は企業理念ではありませんが、小国ウッディ協同組合の思いとして、上記前文をピックアップしました。その思いからは、人と環境に配慮しながら、地元の発展に貢献したいという強い意志が伝わってきます。
『小国杉体感ツアー』を通して小国杉の素晴らしさを広める
小国ウッディ協同組合は設立以来、小国杉を使った床材や構造材等住宅用資材の生産を一貫して行っている組合です。小国杉はその強度と粘りのある独特の材質が特徴で、木自体が呼吸をすることで湿度を一定に調整するため、小国杉を使って建てられた家は、冬は暖かく夏は涼しい住まいになります。素材として優秀な小国杉ですが、小国ウッディ協同組合では温泉地帯ならではの地の利を活かし、自然環境に負担がなく木そのものにも優しい地熱乾燥を採用し、素材の良さを引き出した上で、養生から加工、出荷を行っています。平成17年には、社団法人全日本木材市場連盟より 製材品普及推進展示会の優秀賞を受賞、また、平成22年には、林野庁長官よりJAS製材品普及推進展示会の優秀賞を受賞するなど、全国的にも評価を受けています。そんな小国ウッディ協同組合のいちばんスゴイとこはやはり、小国杉の伐採から一連の流れを体験できる体験ツアーを開催し、体験者に小国杉の素晴らしさを伝える取り組みを行っているところだと思います。迫力が伝わる伐採から養生や加工など、出荷までの一連の過程を見学してもらうことで、「産地の見える家づくり」として、小国杉を広める努力を続けているのがスゴイとこですね。