2000年11月1日に入会した藤丸建設有限会社を紹介します。
藤丸建設は、大工の生産技術を伝えていかなければという想いと、地域に貢献できる若者を育成したいという想いから1995年頃から、若い大工や左官職人を社員として雇用し、職人の育成を始めました。そんな社員たちが一丸となり、“自然の木が生み出す美しさ”と“健康住宅”をテーマに、無垢の木をふんだんに取り入れた人に優しい自然住宅を提供しています。材料と技術にもこだわり、木は主に県産材を使用し、自社社員大工職人の手で墨付けから完成までひとつひとつ手造りで丹精込めて仕上げています。

「企業は人なり」とは、よく言ったもので、企業理念は企業の考え方や信念と言えます。企業の信念を顕すことは企業の存在理由を表明することです。藤丸建設の企業理念からは、職人である社員たちが一丸となり、施主の家造りにかける想いに責任を持って応えるべく、全身全霊で家造りに臨んでいくという強い想いが伝わってきます。

職人を社員として雇用・育成し、施主の想いに応える藤丸建設

現場で実作業をおこなう職人は、下請けとして業者を使う建設会社が多い中、藤丸建設では、大工や左官職人を社員として雇用し、育成してきました。いわばワンストップサービスで施主の要望に対し、すべてをまかなえる。中には珍しく女性の棟梁までおり、施主と細かい打ち合わせをして、即、ご要望に応える体制ができているのがスゴイところですね。
また、藤丸建設で家を建てた施主11名が交代で常駐の上、お客様をご案内するというユニークなシステムのモデルハウスや、藤丸建設で家を建てた施主たちが自ら立ち上げた「藤丸ファンズ」という藤丸建設のファンクラブもあり、施主たちから強い信頼を受けて愛されているところも、他にはないスゴイところですね。