Wブレーキ構造で300~800galの加速度を減震する「UFO-E」
ゲンシンパッキン
UFO-E(ユーフォーイー)
UFO-E(ユーフォーイー)は、土台の下で地震エネルギーを減震する絶縁工法です。100個前後の「W摩擦板」が荷重を分担しながら少しづつ動いて歪摩擦・静止摩擦のWブレーキが作用し、300?800galの加速度を減震。大型地震対策に最適です。
地震の揺れで上下の凸部が乗り上げると、集中荷重により大きな応力が発生して「歪摩擦」が生じます。これと平坦部の「静止摩擦」がダブルブレーキとなって、減震効果が高まります。
地震力の方程式 Fe=m・αと、摩擦の方程式 Ff=m・μが類似していることに注目し、「UFO-E」は誕生しました。μ(ミュー)は摩擦係数で、UFO-Eの摩擦板が地震を受けて滑った時に消費する減衰エネルギーの係数です。α(アルファ)は地震の加速度ですが、この単位をG(1G=980gal)とすると、建物にかかる地震エネルギーの係数(設計震度)として使えます。なお、この加速度αは速度のSの二乗に比例するので、地震の破壊力Feも地震の揺れの速度Sの二乗に比例して大きくなります。
「UFO-E」の特徴
大地震対応で性能が高い「絶縁工法」 地震力が建物に入る前に滑り、摩擦抵抗(ブレーキ)で
300~800galの加速度を減震します。
コストが安い 免震構造と同じ絶縁工法でありながら、
コストは免震構造の1/10に。
施行が簡単 大工さんの手でアンカーボルトに差し込むだけ!