ホームランドでコーディネーターとして働くKさんは、30歳になり自分の家を持つことを考えはじめた。「一人暮らしなのでコンパクトで、自分が住まなくなった時でも賃貸・売買ができるように」と、都市部にある物件を購入。自分でデザインリフォームすることにした。「ずっと賃貸暮らしで中古にも抵抗はなかったし、設備はきれいだったのでそのまま使い続けることに。その代わりインテリアにはお金をかけることにしました。家具はすべて新しく購入。床はホワイトオークに貼替え、建具やアクセント壁紙などに自分の好みを取り入れました」。こうして、機能や新しさより、雰囲気や使う楽しさを重視するKさんの価値観にぴったりの住まいが完成した。