狭小地域にあるこちらのお住まいは、21．83坪の敷地に建っています。延床面積だけでは計れない広がりと無垢材ならではの温かみが共存した住宅です。まず、玄関を入ってすぐリビングがあり　それに連結してキッチンがあり、生活の中心は、ほとんどこの空間で完結されます。２階の２部屋には　プライバシーを確保する為のブリッジを設け、またブリッジの手摺には空間を狭く見せないよう、スチール製にして圧迫感をなくすよう心掛けました。無駄な空間をそぎ落とすことにより、シンプルな空間が生まれました。外観は、ファサードにアクセントをつけるため、ウダツ壁を造り、吹付を２色に塗り分けることにより、密度感のある外観が生まれ、オリジナル金物手摺で、シンプルモダンを強調しました。