匠の注文住宅Order house

アトリエのある住まい

株式会社 原工務店

Point

当社が建築した老人ホーム「はぴね防府」を見学されたのがお施主様と最初の出会いでした。施設内に足を踏み入れた際の、木の香りと開放感に心奪われ、その後展示場にも足を運んで下さいました。1階は居住スペース、2階はアトリエ。芸術と同居する住まいが完成するまでには数ヶ月の時間が流れました。 太陽の高さは季節によってかなり違ってきます。そこで敷地に対して建物を30度西にふり、冬のお陽さまは家に取り込み、夏の直射日光は避ける。またそうすることにより、限られた敷地内でもアプローチを長く取る事ができ、奥行き感が増します。また、窓の位置、高さ、庇、軒の出などを考えることで、居心地が変わってきます。次に間取り、使う材料、素材を吟味。アトリエは、後々居室としても利用できるよう、あえて仕上げを行わず、素地のままにしています。 ●芸術と同居する住まいにふさわしく、職人の遊び心が要所要所に見られる。 ●リビングルームを勾配天井にし、開放感と木組みの美しさを表現。トップライトからの光が部屋全体を明るく照らしてくれます。また、青空や星空、冬の寒い日にはトップライトに積もる白い雪を眺めて見たり、日々の暮らしに“愉しさ”をプラスしてくれます。

施工期間 施工エリア
工法 木造2階建て ハラテック金物使用 外断熱工法 のべ床面積 126.00㎡(38.12坪)
主な仕様 素材―唐松/シナベニヤ/和紙クロス ・2階アトリエは仕上げ材無し
お客様訪問-いかがお過ごしですか?-
●2005年完成 D様邸 訪問した時、奥様は、展覧会を終えて一段落付いた時であった。天井を高くとった2階のアトリエに、奥様の数知れぬ絵画と共に絵の具、筆、イーゼルなど画材道具が点在している。南側に大きな開口部が取られているため、アトリエ内部は明るい。その窓の前に腰掛け、イーゼルに向かう奥様。この席からは、外ののどかな風景や心地良い風、明るい光、その全てが気持ちよく、制作への威力が沸いてくるという。 アトリエ内部の床や壁は素地(構造用パネルのままの)仕上げのため、釘を自由に打てるし、棚もどこにでも取り付ける事が可能。「とっても重宝しています。絵の具の汚れもそんなに気にすることないしね」と微笑みながらお手製の棚を見せてくれました。そこには数々の美術書が並ぶ。  ご夫妻がこの住まいに住まわれて1年が経とうとしています。これまでより、家にいる時間が長くなったという奥様。「友達が訪ねて来ると、ついついおしゃべりが弾み、時間が経つのを忘れてしまうの」そう言いながらにっこりと微笑む。  リビングの目の前には、一面田んぼが広がっている。住み始めてから一年、この田んぼを眺めるのが毎日の日課になったそうです。種まき、苗付け、苗が育ちやがて金色の稲穂となる。自然の実りを日々感じているのだ。こうした日々の小さな感動、喜びが想像力をかきたて、“芸術”が生まれているのかもしれない。  道具が使い手に馴染み使い心地よくなっていくように、この住まいもご夫妻と周囲の環境の一部となりつつある。

Construction company
施工会社のご紹介

株式会社 原工務店

山口県防府市桑山2丁目11-18

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